反面教師

本日は、ほんのつぶやきです。高額なコースや化粧品を無理に販売された、希望とは違うことを提供された等、エステサロンに不信が募るお客様。エステティックサロンや化粧品会社に勤務した経験がある私は、そういう話を伺うととても残念に思います。お客様に真摯に向き合うエステサロンやスタッフがいる中で、そのような対応でお客様がサロンから足が遠のいてしまい、エステサロンって・・・という印象を持たれるのは、とても悲しいこと。しかしながら、私もお客様という立場でこちら側が一言も発することも出来ないほどのトークに圧倒された経験があります。どれだけ商品が素晴らしいのか、あなたのためを思って・・・お客様の立場に立っているようでいて、実はお客様の話の立場に立っていませんよね。エステティシャン(セラピストも含め)は、お客様に喜んで頂きたいという気持ちが根底にあるから技術や知識の向上に日々努力をしています。けれども、本当の意味で傾聴が出来ていなければ、その努力が逆効果になってしまいます。トーク力、商品知識素晴らしい。でも、そのスタッフは目の前のお客様の顔が「売上」にしか見えないんだろうなぁ、とさえ感じる。高額なコースや化粧品を販売することが問題なのではなく、エステティシャン側がお客様の発する言葉に耳を傾ける姿勢なく、一方通行になってしまうことが、お客様が無理に買わされたという印象になってしまうのではないかしら??

 

ちなみにエステサロンだけでなく、リラクゼーションサロンだって、他の職種だって起こり得ること。自分が主役ではなく、お客様が主役です。お客様が何を求めているのか、耳を傾けること。私も忘れないように気を付けよう、と思うのでした。